パティさんは若くして母親になった。10代で当時交際中だったジャスティンの父ジェレミーさんの子を身ごもるも周囲の猛反対に遭い、中絶を勧められたことを過去に出演したトーク番組『Today Show』のなかで明かしたことがあったが、妊娠中は同様のティーンエイジャーを保護する施設で暮らしていた。パティさんは周囲の反対を押し切ってジャスティンを出産、カナダの田舎町で生活保護を受給しながら、シングルマザーとして懸命にジャスティンを育てた。ジャスティンが今回のメッセージで「たくさんの犠牲を払ってきてくれた」と記しているのは、パートの仕事をいくつもかけ持ちしながら自身を必死に育ててくれたことを知っているからこそである。
そんなパティさんは先月、45歳の誕生日を迎えたばかり。その変わらぬ美貌はジャスティンのファンをはじめジャスティンの妻ヘイリーも一目を置いており、今回の投稿にもパティさんの美しさに言及するコメントが多数寄せられている。
母の日には、パティさんも自身の母親や世界中の母達に向けて次のようにツイートしていた。
「母親の皆さんへ
母親という存在は周りから過小評価されたり、報われないと感じたり、屈辱を味わったり、見過ごされたりすることも多いものです。しかしそれはあってはならないことです。今日は、子供のために私心を捨て、何度でも懲りずに向き合ってくれる母親の“あなた”を称え、“ありがとう”の気持ちを伝えます。」
周囲の反対を押し切り出産し、必死の思いで育てたかけがえのない息子ジャスティン・ビーバーは今年3月に26歳の誕生日を迎えた。生涯の伴侶を得て、精神的にもだいぶ落ち着いた日々を過ごす愛息をパティさんは心から誇りに思っていることだろう。
画像は『Justin Bieber 2020年5月10日付Instagram「an’t express enough the gratitude for all of the things you sacrificed for me!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)