「エリザベス女王はジーンズを好まれません。ですからメーガン妃は、米国で人気のいわゆる“ボーイフレンドデニム”や“ダメージデニム”は、ウェッジソールのサンダルとともにフロッグモア・コテージ(メーガン妃とヘンリー王子の自宅)に置いてこなければいけなくなるでしょうね。」
と述べている。
ダメージデニムと言えば婚約前だった2017年9月、膝に大きなダメージ加工の施されたブルーのデニムを白シャツと合わせたカジュアルファッションでヘンリー王子の隣で脚を組んでいた妃の姿は記憶に新しい。
また「ウェッジソールを履いたファッションが女王に歓迎されることはない」というのは、英王室の女性陣にはよく知られた事実だが、昨年ヘンリー王子と訪れたシドニーの「ボンダイビーチ(Bondi Beach)」では女王が忌み嫌うウェッジサンダルを妃が堂々と履く姿が話題になった。
ほどよい“抜け感”を演出するアイテムとして大人気のダメージデニムと、季節感やカジュアルな雰囲気を醸し出すウェッジサンダル。どちらのアイテムも、過去に自身のブログで「頑張りすぎない、リラックスしたカリフォルニア・ファッションが好き」と綴っていたかつての女優メーガン・マークルにはピッタリかもしれないが、由緒正しい英王室のエリザベス女王直々によるお呼ばれの席にはさすがにそぐわない。
関係者はバルモラル城を訪問する際のメーガン妃のファッションを、
「スコットランド出身デザイナーのアイテムを選ばれるのではないか―という声があがっていますよ。」
と予想している。滞在中は女王と教会に礼拝に訪れる機会もあるようで、ますますコンサバで好感度の高いファッションが求められそうだ。
メーガン妃の産後3か月の体に負担がかかりすぎることがなく、それでいてエリザベス女王のお眼鏡にもかなうファッションはハードルが高そうではあるが、スコットランドで過ごすしばしの休暇が楽しい滞在となることを願いたい。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年4月21日付Instagram「Happy Birthday Your Majesty, Ma’am, Granny.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)