いずれのゲームでも華麗なプレーには魅せられる。後方からディフェンスを抜き、流れるような美しいフォームで華麗にシュートを決めたり、前方の味方にパスをすると見せかけて股の間から後方にパスを出したり、遠くから「スポッ」と音が聞こえるような気持ち良いシュートを決めたり…。そして見応えあるのが、前半戦で負けているチームがオフェンスになり、相手チームのディフェンスと魅せる1on1の戦いだ。このSOMECITYオリジナルルールは後半戦の前に行われるが、1対1で向き合ったオフェンスとディフェンス選手がコートに立ち、どうやってディフェンスをかわしてシュートを決めるか見物である。一瞬の隙をつき、ディフェンスをかわして見事シュートを決めると会場は大盛り上がりだ。どのゲーム展開もスピーディーで数秒で得点も可能なため、前半・後半それぞれ5分間のゲーム中、一時も目が離せない。
また観客との距離が近いのも魅力的。特にサイドラインはラインぎりぎりに観客席が配置され、最前列の観客と手をタッチしながら入場する選手もいる。選手を間近で見られるだけでなく、選手の動きで振動が伝わってきたり、床を踏む音もダイレクトに聞こえてきそうだ。さらにビートの効いたヒップホップなどの音楽が流れる中、MCがゲームを実況するだけでなく選手をあおったり、観客に「楽しんで帰ってくださいよー」「手拍子をください!」と呼びかけ盛り上げていく。
SOMECITYは今月、若者を中心に大人気のショート動画配信アプリ『TikTok』とスペシャルパートナーとして提携、特別ハッシュタグキャンペーン『#バスケで遊べ』チャレンジを始動した。さらなる展開が注目される。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)