松岡が「日本代表チームにとんでもない選手がいる」と注目するレメキ・ロマノ・ラヴァ選手(29)について、直撃インタビューと密着VTRを映して熱く語った。
レメキ選手はニュージーランド出身で日本人の彼女と交際するため日本語を勉強、2012年に結婚して日本国籍を取得し3人の息子に恵まれた。「家族のために全部やっている、ラグビーも全部」というほど家族はパワーの源だ。
そんな彼が2016年、日本×ジョージアとの試合で右ひざじん帯を切る全治9か月の大怪我をしてしまう。「妻はいろいろな面で支えてくれた」「自分が100%全力で頑張る姿を子どもたちに見せたい」との思いで苦しいリハビリを乗り越えて復帰すると、今年の6月にジョージア戦で5人抜きトライを見せた。
松岡はレメキ選手に「子どもに“できる”スピリットを伝えたいんだね!」と切り出し、「You are“できるボーイ”?」「イエー! できるボーイ」「“できるボーイ”と会えてよかった!」とハイテンションでやりとりした。
スタジオでもVTRを見終えて「“できるボーイ”どうですか?」と問いかけ、「いいですね」という徳永アナたちに「彼はもともと“できないボーイ”だったんですよ」と明かして驚かせる。
ニュージーランドでは無名だったレメキ選手が日本でプレイして世界的な選手になったのは「日本人はつなげてつなげて諦めない。彼はそれに触れたことで開花していくわけですよ」と話し、「それを日本代表にも気づいてほしい。だから日本代表はみんな“できるボーイ”」と締めた。
番組終盤のコーナーを大いに盛り上げてくれた松岡修造。久々の『報ステ』で初のメインキャスターとあって緊張したであろう徳永有美アナが「ありがとうございました」と頭を下げたのは、彼に向けてのようだった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)