1月16日にTOKYO FMで生放送された『高橋みなみの「これから、何する?」』は、“サプライズマンデー”企画で若月佑美がパーソナリティを務めた。彼女は「乃木坂46のなかでは声が低い方で、アイドルらしくない」とコンプレックスを明かすが、リスナーからの「癒しの声」というメッセージに力づけられる。
「コレ何TODAY」のコーナーでは、彼女が「長年気になっていた」というガリガリ君の味の決め方を探った。ガリガリ君を作る赤城乳業のマーケティング部に生電話でインタビューするがよほどガリガリ君が好きなのだろう、それまでよりもしゃべりが生き生きとして聞こえた。
1981年に誕生した時は「ソーダ味」「コーラ味」「いちご味」「グレープフルーツ味」でスタートしたガリガリ君も2011年に30周年を迎え、2012年にリッチシリーズの新作「コーンポタージュ味」を出して大きな反響を呼ぶ。2014年には「ナポリタン味」、2016年には「メロンパン味」などを発表してこれまでに作った味は約100種類にのぼる。
そんなガリガリ君の開発期間は商品によるが3か月から1年以上を要し、コーンポタージュは時間がかかったそうだ。開発は8人からなるプロジェクトチームで行い、味を決定する際に多数決は行わず提案者の「熱意」によるところが大きい。やはり「コーンポタージュ味」や「ナポリタン味」はかなり揉めたという。
若月は「ベスト3は?」のみならず「ワースト3は?」さらに「次の新作は?」とズバズバ追及する。マーケティング部の担当者も彼女の「熱意」に押されて答えてくれた。特にワースト3については「言いたくないが…」と明かした貴重な情報だ。
■ガリガリ君 人気ベスト3
1位 ソーダ味(35年間ファンがついている)
2位 梨味(食感が梨に近く人気が高い)
3位 ぶどう味(濃い目の味が人気)
■ガリガリ君 ワースト3
1位 ナポリタン味(ダントツでしたね)
2位 シトラスミント味(ミントとかき氷でさわやか過ぎた)
3位 ゆず味(子どもには不人気だった)
リベンジできるならば「おいしいナポリタン味を作ってみたい」という。次期新商品についてはさすがに「言えない」と口を閉ざすが、その代わりにヒントとして「圧倒的な“和”」のアイスが近々出ると教えてくれた。
静岡出身の若月佑美は「すでに抹茶味のアイスはあるが、緑茶系のさっぱりした感じやわさびなどを“和”に組み込んでもらえたら」と要望したところ「ヒントにさせて頂きたい」と返事があった。彼女はインタビューを終えると「個人的にすごく楽しかったです!」「“和”というヒントも聞けたので」と次の新商品が発表されるのを心待ちにしていた。
さらに、この日はメンバーの橋本奈々未がラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』の収録でスタジオに来ており、若月佑美を激励しようと顔を出してくれた。出演はなかったが番組の公式HPにツーショットが公開されている。
1人で約2時間のパーソナリティを務めた若月佑美。しゃべりでは噛んだりタイミングを外したりしたものの、リスナーが「癒しの声」というだけに心地よい放送だった。もう「アイドルらしくない声」だと不安に思う必要はないだろう。
出典:https://www.instagram.com/korenanitfm
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)