バラエティ番組のアイドル枠を競うライバルであった菊地亜美と嗣永桃子。2人は共演も多く、いつしかプライベートでも食事をする友人になっていた。昨年3月に嗣永が所属していたアイドルグループ「Berryz工房」が無期限活動停止に入ってから、彼女は毛先を外向きにカールさせたツインテール“ももち結び”を封印し、新たな活動を始めた。「“ももち結び”をやめた方が絶対に可愛い」とずっと嗣永に言い続けていたという菊地は、彼女が髪をダウンスタイルにしたことを自分のことのように喜んでいたものだ。

11月5日の会見で、嗣永は2017年6月30日をもってグループ及びハロー！プロジェクトを卒業、芸能界も引退すると発表された。菊地は事前に彼女から報告を受けていたらしく、同日に自身のツイッターで芸能界を去る決心をした友人への思いをこう記している。

「正直本気で寂しくて、聞いたときに一人で昔の映像見て思い出して泣きました…」

バラエティ番組の限られた女性出演者枠を芸人、モデル、アイドルそして近年では女優までもが参戦して争ってきた。目標である番組のレギュラーを勝ち取るため、本人もマネージャーも毎回必死なのだ。そんな生き馬の目を抜く厳しい世界で、友人と呼べる嗣永と出会うことができた菊地亜美。「私なんかより、ずっとずっと凄い人で心から尊敬してる」「アイドル時代からももちがいたから頑張れた」と今まで2人が歩んできた道を振り返り、これから教育者を目指す嗣永に向けて「がんばれ」とはなむけの言葉を添えていた。

出典：http://ameblo.jp/countrygirls
（TechinsightJapan編集部　みやび）