「許してニャン!」が決め台詞の“ももち”こと嗣永桃子(Berryz工房)。最近はバラエティ番組に引っ張りだこだが、先輩の共演者からは彼女が貫き通すぶりっこキャラを「似合っていない」、「本当は大人しいよね」と暴露され、キャラ崩壊の危機に陥っている。
5月6日放送の『ストライクTV』(テレビ朝日系)では、レギュラーの爆笑問題をはじめ、西川史子、土田晃之などバラエティ番組常連のつわものらが「素の嗣永桃子」を明らかにしようとトークを展開。太田光から「ももちのは“ぶりっこ”じゃなくて“バカ”」と言い放たれても、彼女は果敢に反論していた。
ももちが一生懸命に喋っていると横に座っていた西川が突然、彼女のトレードマークであるツインテールの結わえている毛束を引っ張ろうとした。不意を突かれたももちは、真顔で「やめてください、さわらないで下さい!」と口調を荒らげる。すると太田が「あ、キャラが変わった」と喜ぶ。番組中、ももちはこんな感じで盛んにイジられていたのだ。
ももちによると、“貧相な顔”だとよく言われるらしい。番組共演者からも「悲しみを背負った顔だよね」との声が聞こえる。ももちは確かに派手さは無いが、黙っていれば清楚で知的な顔立ちだ。番組ゲストの的場浩司が「ももちは(ぶりっこキャラ)はあんまり似合っていない」と言うのもうなずける。
モテるためのHOW TO本でぶりっこ仕草を勉強し、高速まばたきを体得するため何度も訓練したという、ももち。何を言われようとアイドルとしてぶりっこキャラは守り抜きたいらしい。
そんなももちは現役の大学生であり、昨年の秋には教員免許をとるため小学校へ教育実習に行っていたことを自ら明かしている。だがそこまでアイドルとしてやって行く覚悟があるなら“教員免許”は要らないのではないかとの質問が、スタジオから飛んだのだ。彼女は「何があるか分からないし、子どもが好きだし…」と返答に詰まっていた。
他のバラエティ番組で加藤浩次から飛び蹴りを食らい、粉まみれになっていたのは一昨年のことだ。この時大いに話題になったのだがその後、なかなかブレイクまでとはいかなかった。だが今年に入ってからの、ももちの活躍は目覚しい。継続は力なり―これも強烈な“ぶりっこキャラ”を、彼女がやり続けた結果だろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)