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食品の配達もできなくなってしまった。そして、害虫駆除剤を毎日散布した結果、クモの死骸を見つけた。その個体はトルコ東部に多く生息する、有毒なドクイトグモ(brown recluse spider)であることが、自分たちの調査で分かった。
ドクイトグモの体は茶系で、長くて針金のような脚を持ち、体は大きいもので1.2センチ、脚を広げると平均2.5センチほどだ。科学系ウェブサイト『Live Science』によると、通常は暗い場所を好んでおとなしいが、触れるなどして刺激を与えると攻撃に転じることがあるという。また、噛まれても約90%は治療の必要はないものの、壊死性の毒を持っていることから、酷い場合は数か月にわたり皮膚が壊死し、子供や免疫力が低下している人は死亡することもある。
なお、ヘレンさんとアンドリューさんは、8月にトルコに旅行した際、ドクイトグモがスーツケースに入り込み、オフィスに潜んでいたと考えている。
ちなみにブラジルでは今年7月、レストランで食事中だった男性が毒グモ、または毒を持つ昆虫に脚を噛まれ、5日後に亡くなった。男性に異変が現れたのは翌日で、ふくらはぎが黒く変色し始めた。
画像は『The Sun 「THE SPIDER FROM SCARS Couple rushed to hospital after spider stowed away in suitcase from Med holiday hotspot bites them」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)