英南部イーストサセックスのイーストボーンで郵便配達員の男性が毒グモに額を噛まれ、翌日には両目が「まるでボトックスを注入しすぎた人」のように腫れ上がってしまった。その後、男性は病院で治療を受けたが、医師によると顔の腫れがいつ完全に治まるかは断定できないという。『The Sun』などが伝えている。
英イーストボーンで郵便配達員として勤務するアンディ・パティンソンさん(Andy Pattinson、58)は9月初め、仕事を終えて散歩していた時に額に違和感を覚えた。アンディさんがそこに手を当ててみると、痛みはないものの額が卵ほどの大きさに腫れ上がっており、腫れは徐々に額から両目へと広まっていった。そして家につく頃には、両目が目も開けられないほどにパンパンに膨れていたという。
アンディさんは当時の様子をこのように振り返る。
「妻のサンドラ(Sandra)に、何か頭が変なんだって言ったんだ。」
「すると妻に『ひどいわね、(両目が)ボトックス注射を打ったみたいよ』って言われたんだ。もちろんボトックスなんて入れていないよ。」
「毎日藪や木の間を歩いているから、職業柄すぐにクモに噛まれたと分かったんだ。」
「いつもクモの巣がそばにあるから、何も考えずに手で払いのけているんだ。僕は明らかにこの(噛まれた)クモにとってうっとうしい嫌われ者だったんだろうけど、それにも気付かなかったよ。」
「すぐに顔の腫れが引くと思って翌日に出勤したら、僕の顔を見てみんなから“近眼のマグ―(Mr.Magoo/はれぼったい目をした老人のアニメキャラクター)”や“キングピン(Kingpin/マーベル・コミックのキャラクター)”なんて呼ばれてしまってね。」
「みんなには『サンドラにフライパンで殴られたのさ』なんて冗談で返したよ。」
ところがアンディさんの顔の腫れは引くどころか悪化していき、