海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】空港職員が機体から落下 原因はまさかの「連絡ミス」(インドネシア)<動画あり>

機体から落下したフライト・コーディネーターの職員と階段の移動を担当していた職員との間で、連絡ミスが起きたことを挙げている。落下した職員はケガをして治療を受けたものの、命に別状はないと報道されている。

階段が動かされたことに気がつかなかった職員は、足元を確認しないまま一歩踏み出してしまい、数メートルの高さから落下した(『New York Post 「Wild video shows airline worker tumble from plane after not realizing co-workers moved ladder」』)

「トランスヌサ航空にとって、運航のあらゆる面で安全が最優先事項です。事故の再発防止のため、地上業務の請負業者『PT Jasa Angkasa Semesta』とともに、セキュリティ手順の強化とより厳格な防止策を講じました」と、トランスヌサ航空はコメントを公表した。

また今回の件は、「機体のドアが閉まるまで可動式の階段を設置したままにすること」という航空規則に違反したとみられ、空港側でも今回の事故について調査が行われている。

この動画はネット上で拡散されており、「これは痛そう。全然笑えないよ」「この人は訴訟を起こすべき」「動画を撮影していたということは、イタズラだったりして」「これより低い高さからでも、首を折って死亡する可能性があるよ」といったコメントがあがっている。

ちなみに昨年1月には英ロンドン・ヒースロー空港で、初出勤の客室乗務員が離陸前に脱出用シューターを作動させ、飛行機の遅延や混乱をもたらしていた。

画像は『New York Post 「Wild video shows airline worker tumble from plane after not realizing co-workers moved ladder」、「Airline crew blasted for ‘life threatening’ photo shoot on plane wing」(CEN)』『M Zulqarnain B X「JUST IN」』『Shauns_Aviation X「Another photo from the ramp! Photo via Lorcan Meehan on Facebook」』『Ivan Leon X「British Airways Boeing 777-300ER – Cape Town International Airport International Terminal – 26 January 2022.」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

英ロンドン・ヒースロー空港で2023年1月、客室乗務員が離陸前に脱出用シューターを作動させてしまった。客室乗務員はこの日が初めての勤務だったという(『M Zulqarnain B X「JUST IN」』より)

アイルランドのダブリン空港で2023年7月、アメリカン航空のボーイング787-8型機に接続していたボーディングブリッジが突如崩れ落ち、同機のドアが剥ぎ取られてしまった(『Shauns_Aviation X「Another photo from the ramp! Photo via Lorcan Meehan on Facebook」』より)

南アフリカのケープタウン国際空港で2022年1月、ボーディングブリッジと飛行機のドアが固定されたまま機体を動かしたため、ドアが外れてしまう事故が発生した(『Ivan Leon X「British Airways Boeing 777-300ER - Cape Town International Airport International Terminal - 26 January 2022.」』より)

アルゼンチンの空港で2023年8月、離陸待機中の飛行機の翼の上で決めポーズする客室乗務員の姿が捉えられる。「プロ意識に欠ける行動」などと批判の声があがった(『New York Post 「Airline crew blasted for ‘life threatening’ photo shoot on plane wing」(CEN)』より)

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