海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】海外の旅から帰国した男性、自分が死亡したことになり「こんなことが起きるなんて!」(カナダ)

何かの手違いで司法省から死亡したものと見なされてしまったのだ。

一方で、スピード違反に関しては事実であり、ニックさんは2022年に違反チケットを切られたが、それに異議を唱えていた。そして、そのやり取りが終わらないうちにニックさんは海外へ向かい、その件をすっかり忘れていたという。

「遺産から罰金を徴収したい」と書かれていた司法省からの手紙。しかしニックさんはいたって元気だった(『CTV News Montreal 「Montreal man returns from vacation, gets letter from Quebec government saying he’s dead」(Submitted)』より)

今月14日、カナダのニュースメディア『CTV News Montreal』のインタビューに応じたニックさんは、このように語っている。

「手紙を読んだ時は、『まさかこんなことが起きるなんて』と笑ってしまいました。違反チケットについて、完全に忘れていましたね。母親が手紙を開けていなくて、本当に良かったですよ。もし私が休暇で不在だった間に母親が読んでしまっていたら、『いったい何が起きているの!?』と大変な思いをさせることになったでしょう。」

ニックさんは間違いを正すため、すぐに司法省へ電話をかけた。しかし担当者になかなか繋がらず、弁護士に依頼して政府にかけ合っているという。

依頼を受けた弁護士のウィリアム・コルバトリー氏(William Korbatly)は、「このようなミスは時々起こりますが、非常に珍しいケースです。これはスピード違反の件だけでなく、今後の相続など様々なことに影響する可能性があります」と、早急な修正が必要であると述べた。

今回の件について司法省は、「罰金徴収の担当官は、通常の手紙のテンプレートではなく、遺産に関するものを誤って使用していました。お詫び申し上げます。該当の市民には、適切なフォローアップを行っていきます」と、人為的ミスで発生したものだと公表した。

ちなみに今年1月にはアメリカで、いとこの死亡証明書と遺灰を受け取ったにもかかわらず、3か月後に本人の生存が判明したという驚きのケースが話題を呼んでいた

画像は『CTV News Montreal 「Montreal man returns from vacation, gets letter from Quebec government saying he’s dead」(CTV News)(Submitted)』『KGW 「Multnomah County officials told a man’s family he had died. Three months later, they learned he was still alive」(Credit: Family of Tyler Chase)』『The Sun 「BACK FROM THE DEAD Mum almost collapses in shock after ‘dead’ son whose body she identified turns up on her doorstep four months later」(Credit: CENTRAL EUROPEAN NEWS)、「BACK FROM THE DEAD Man stuns family when he returns home months after his CREMATION ceremony in Thailand」(THAI PBS)』『New York Post 「‘Dead’ woman wakes in coffin at her own funeral: ‘Miracle from God’」(Jam Press Vid)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

アメリカ在住のある女性は2023年9月、いとこが亡くなったと知らせを受け、死亡証明書と遺灰を受け取った。しかし約3か月後、死亡したのはまったくの別人であることが判明し、本人は生きていることが分かった(『KGW 「Multnomah County officials told a man’s family he had died. Three months later, they learned he was still alive」(Credit: Family of Tyler Chase)』より)

ロシアで2019年3月、家を出たまま音信不通になってしまった43歳男性。1か月後に家族は遺体と直面し、警察に「息子に違いない」と告げたが、それは別人だった(『The Sun 「BACK FROM THE DEAD Mum almost collapses in shock after ‘dead’ son whose body she identified turns up on her doorstep four months later」(Credit: CENTRAL EUROPEAN NEWS)』より)

タイで2017年5月、警察から連絡を受けた家族は44歳男性の遺体を引き取り、火葬した。しかしその7か月後、本人が帰宅して仰天したという(『The Sun 「BACK FROM THE DEAD Man stuns family when he returns home months after his CREMATION ceremony in Thailand」(THAI PBS)』より)

エクアドルで2023年6月、通夜に参列していた人々が棺の中から聞こえる奇妙な音に気付いた。そして棺を覗くと、亡くなったはずの女性が息をしていることが判明したという(『New York Post 「‘Dead’ woman wakes in coffin at her own funeral: ‘Miracle from God’」(Jam Press Vid)』より)

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