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writer : ac

【海外発!Breaking News】ホテルでの豊尻施術で皮膚が壊死 黒い穴、激痛で死を覚悟した女性(英)<動画あり>

ロンドン北西バッキンガムシャー、アリスバーリーにあるストーク・マンデビル病院(Stoke Mandeville Hospital)の救急外来に緊急搬送されて入院。医師に「重度の感染症に罹り、皮膚が壊死してしまう敗血症を起こしている」と告げられた。

そうして1週間、抗生物質の点滴を受け続けたモニークさんは退院し、抗生物質の薬を処方してもらって帰宅した。しかし症状は悪化し、臀部にできた水膨れが潰れてフィラーと血液が交じった液体が流れ出した。そしてその翌日、今度は皮膚がどす黒くなって穴が開き、再び病院に搬送されて緊急手術を受けたのだった。

抗生物質の点滴を1週間受けて退院したものの、臀部にできた水膨れが潰れてしまい、中からフィラーと血液が交じった液体が流れ出した(『ITVX 「New statistics reveal scale of non-surgical BBL botched jobs」』より)

実は、モニークさんの臀部にはシリコンが注入されており、医師は皮膚と感染部位を切除して、できる限りのシリコンを取り出した。そしてようやく症状は改善に向かったが、激痛に襲われたそうで、モニークさんはこのように述べた。

「患部の痛みは5週間ほど続き、鎮痛剤を飲んでいたわ。それは出産時の痛みよりも酷く、人生の中で最悪だった。さらに全てのシリコンを取り出すまで約6か月もかかってね。私の臀部には一生消えることがない傷が残ってしまったの。」

臀部はどす黒く変色して穴が開き、病院で緊急手術を受けたというモニークさん。死を覚悟したほどで、痛みは出産時よりも酷く、人生の中で最悪だったという(『画像は『The Sun 「HORROR OP My BBL in a hotel room left me with black holes in my bum that leaked silicone for 6 months」』より)

ちなみに英政府公認の非外科的美容業界の認定機関「セーブ・フェイス(Save Face)」によると、昨年12月からの3か月超でリキッドBBLの施術に関する苦情は150件以上寄せられており、そのうちの53%が敗血症に罹っているという。また98%はフィラーが何だったのか認識しておらず、84%は「苦情後は施術者にブロック、もしくは無視された」と回答しているそうだ。

こういった事実も踏まえ、モニークさんは「私の経験を多くの人に知ってもらいたい。そしてリスクが高いリキッドBBLの施術の規制を強化し、できれば禁止して欲しい」と述べているが、このニュースには次のような厳しいコメントが寄せられている。

「自業自得。これは自傷行為だよ。」
「お尻が平らだっていいじゃない。生まれてきた身体に感謝しよう。」
「カーダシアン一家を真似しようとしてもダメだよ。」
「ホテルの一室? なぜ? その時点で問題でしょう。」
「いったい何を期待しているの?」
「BBL自体、やばいよね。」
「この人たちはみな、同じ顔に見える。それになぜ、過去の失敗から学ばないのだろう。」

全てのシリコンを取り出すまで約6か月を要し、臀部には一生消えることがない傷が残ってしまったというモニークさん。リキッドBBLの規制を訴えている(『画像は『The Sun 「HORROR OP My BBL in a hotel room left me with black holes in my bum that leaked silicone for 6 months」(Credit: FACEBOOK / Monique Sofroniou)』より)

なおアメリカに住む20代の女性は2021年、スパでビタミンなどの注射を受けて重度の皮膚感染症を発症した。女性は今も皮膚の炎症に苦しんでいるものの、TikTokを通してありのままの自分を晒して注目されていた。

画像は『The Sun 「HORROR OP My BBL in a hotel room left me with black holes in my bum that leaked silicone for 6 months」(Credit: FACEBOOK / Monique Sofroniou)』『ITVX 「New statistics reveal scale of non-surgical BBL botched jobs」』『The US Sun 「HORROR WELTS I paid $800 for vitamin shots that left my skin eating itself alive and looking like I had Monkeypox – I thought I’d die」』『FOX 13 Seattle 「Woman advises against medical tourism after waking up to unwanted implants following surgery」』『The Daily Star 「Mum says Brazilian butt lift was ‘worst mistake of my life’ after it almost kills her」(Image: Kennedy News and Media)』『LADbible 「Woman Wakes Up From Boob Job To Find Bum Has Been Made ‘Horrifying’ Size」(Credit: Newsflash/Lyubov Laufer)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

米カリフォルニア州のスパで2021年春、ビタミンなどの注射を受けた20代の女性が重度の皮膚感染症を発症。女性は今も皮膚の炎症に苦しんでいるという(『The US Sun 「HORROR WELTS I paid $800 for vitamin shots that left my skin eating itself alive and looking like I had Monkeypox - I thought I’d die」』より)

2017年、メキシコで減量手術を受けたアメリカ人の女性は術後、全く望んでいなかった豊胸と豊尻手術が行われたことを知って涙していた(『FOX 13 Seattle 「Woman advises against medical tourism after waking up to unwanted implants following surgery」』より)

英ハートフォードシャーに住む女性は2020年8月、トルコのクリニックでブラジリアンバットリフトの施術を受けた。手術中に心停止するも医師は告知せず、2年後も後遺症に苦しんでいた(『The Daily Star 「Mum says Brazilian butt lift (『The Daily Star 「Mum says Brazilian butt lift was ‘worst mistake of my life’ after it almost kills her」(Image: Kennedy News and Media)』より)

2014年、インプラントによる豊胸手術を受けたロシア在住の女性。7年後にインプラントを除去して脂肪注入による豊胸手術を受けたが、医師が身体からとった約2リットルの脂肪のほとんどを勝手に臀部に注入されてしまった(『LADbible 「Woman Wakes Up From Boob Job To Find Bum Has Been Made ‘Horrifying’ Size」(Credit: Newsflash/Lyubov Laufer)』より)

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