今年も巨大なクリスマスツリーが設置された。
高さ6メートルのツリーは、ウィンザー城の周囲に広がる王立公園「ウィンザー・グレート・パーク」で育てられたモミの木を使用したものだ。
ツリーには33,500個以上のクリスマスライトに加え、チャールズ国王の戴冠式をテーマにしたオーナメントやリボンが装飾された。そしてツリーの天辺には、特別にデザインされた「ガーター勲章」のスターが飾られた。
セント・ジョージ・ホールの天井には、ガーター騎士団創設以来の騎士全員の紋章が装飾されている。
城内の準国賓室である「クリムゾン・ドローイング・ルーム(Crimson Drawing Room)」にも、ツリーのトップにガーター勲章のスターを飾ったクリスマスツリーが設置された。
そして「ウォータールーの間(Waterloo Chamber)」にある長いダイニングテーブルの上には、ガーター・サービスから直送された陶磁器が並べられたほか、チャールズ国王のロイヤル・サイファー(組み合わせ文字)を描いたオーナメントを飾ったクリスマスツリーが3本置かれていた。
ウィンザー城内にある大階段は煌めくリースと花輪が飾られ、城の敷地内も輝かしいオーナメントが装飾されるなどクリスマス一色に彩られている。
画像は『The Royal Family 2022年3月25日付Instagram「This week at Windsor Castle,」』『Royal Collection Trust 2023年11月30日付Instagram「The #Christmas decorations are up at #WindsorCastle」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)