エリザベス女王(95)の公邸であるウィンザー城に、毎年恒例の巨大なクリスマスツリーが飾られた。ホールの天井近くまであるツリーには華やかなオーナメントが飾られたほか、今年は女王が18歳当時にクリスマスの舞台で着た衣装も展示されている。現在の女王は医師のアドバイスにより対面式での公務を控え、城内で休養を続けている。
英王室の公式Instagram「The Royal Family」が現地時間26日、ウィンザー城のセント・ジョージ・ホールに設置されたクリスマスツリーの写真を公開した。
高さが約6メートルもあるクリスマスツリーは、ロイヤル・コレクションが行う恒例のクリスマスディスプレイの一環として、毎年ホールに飾られる。
写真はスタッフがはしごに登り、ツリーの飾り付けの最終仕上げを行う様子だ。ウィンザー城はチケットを販売して一般公開しているため、この時期に訪れた人々は天井近くまであるクリスマスツリーを間近で見ることができる。
城内は煌びやかなライトやクリスマスリースで装飾されるほか、今年は「ノエル・コレクション」の一環として10代の頃のエリザベス女王と妹のマーガレット王女が、「Old Mother Red Riding Boots」と題したパントマイムの舞台に立った際に着た衣装が初めて展示される。
パントマイムとは歌やダンス、ジョークを盛り込んだ喜劇舞台で、英国では家族で楽しむクリスマスの恒例イベントとして知られている。
第2次世界大戦中の1944年12月、当時18歳だったエリザベス女王はクリスティーナ・シャーウッド夫人役を演じ、