海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】機内で合計30匹以上の動物を発見 ネズミやカワウソらが次々に(台湾)<動画あり>

座席の下から1匹のカワウソの赤ちゃんが発見されたのだ。引き続き捜索が行われると、搭乗客が見たという“白いネズミ”も見つかり、客室乗務員が捕獲した。捕獲したネズミをバックヤードに連れていく際には、客室乗務員が手を噛まれてしまったと報道されている。

ネズミを捜索していると、座席の下からカワウソの赤ちゃんが見つかった。最終的に、乗客が目撃したネズミも捕獲された(画像は『Metro 2023年10月5日付「Otter and rat cause absolute havoc on flight after escaping from hand luggage」(Picture: ViralPress)』のスクリーンショット)

ネズミの捕獲後に客室乗務員は「動物を機内に持ち込んだ人は名乗り出てください」とアナウンスして呼び掛けたが、名乗り出る人はいなかった。その後、飛行機は台湾桃園国際空港に到着し、動植物防疫検疫局(APHIA)のスタッフらによる搭乗客の全ての荷物の確認と、1時間ほどかけて機内の検査が行われた。最終的に2匹のカワウソの赤ちゃん、段ボール箱に入れられた28匹もの生きたカメ、ヘビ1匹、マーモット1匹、そして種類不明のげっ歯類2匹が見つかったのだ。

カワウソの赤ちゃんは足取りもおぼつかなく、生後間もない様子だった。台湾到着後に機内の捜索が行われると、段ボールに入った28匹のカメやヘビなど、30匹以上の動物が見つかった(画像は『Metro 2023年10月5日付「Otter and rat cause absolute havoc on flight after escaping from hand luggage」(Picture: ViralPress)』のスクリーンショット)

今回の騒動に関して、1人の中国人女性がフライト代の全額返金を求めたが、複数の搭乗客からの証言により、この女性こそが複数の動物を機内に持ち込んだ張本人である疑いが浮上した。女性はタイのマーケットでカワウソやネズミを購入し、スワンナプーム国際空港から持ち込んで自宅へ持ち帰ろうとしたとみられているが、どのように保安検査をすり抜けて持ち込んでしまったのかは明らかになっていない。

容疑者の女性は、現在受けている警察の取り調べに非協力的な態度であるというが、「動物伝染病防治条例」に基づき、100万台湾ドル(約464万円)の罰金を科される可能性がある。

なお、押収された動物たちは、台湾屏東県にある国立屏東科技大学に送られ、カメは検疫所で保管されるものの、他の動物たちは確認が行われた後、最終的に処分されてしまうと報道されている。

ネズミを捕獲した客室乗務員の1人は、バックヤードに連れていく際に手を噛まれてしまった。動物を持ち込んだ女性は、400万円以上の罰金を科せられる可能性があると報道されている(画像は『Metro 2023年10月5日付「Otter and rat cause absolute havoc on flight after escaping from hand luggage」(Picture: ViralPress)』のスクリーンショット)

ちなみに今年1月には、機内で「猫に逃げられた人いますかー?」と、猫を抱えながら通路を歩いて飼い主を捜す客室乗務員の姿を捉えた動画が話題を呼んでいた。

画像は『Metro 2023年10月5日付「Otter and rat cause absolute havoc on flight after escaping from hand luggage」(Picture: ViralPress)』『David Hislop 2022年12月30日付TikTok「Well that’s a first」』『New York Post 2021年3月2日付「Flight grounded after grumpy cat attacks pilot」(NY Post illustration)』『One Mile at a Time 2021年5月29日付「Bat Causes Newark-Bound Air India Flight To Divert」』『CBC.ca 2019年3月11日付「‘Oh, my God, something bit me’: Scorpion stings student on Toronto to Calgary flight」』『Flirty The Mini Service Horse 2019年8月31日付Instagram「Here’s a pic that was taken by another passenger that shows Flirty fit on the second flight.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

2023年1月には機内に猫が現れ、客室乗務員が「猫に逃げられた人いますかー?」と猫を抱えながら通路を歩いて飼い主を捜すことに(画像は『David Hislop 2022年12月30日付TikTok「Well that’s a first」』のスクリーンショット)

2021年にはスーダンで猫が忍び込んだうえ、パイロットに攻撃まで仕掛けたという。結果、緊急着陸することになった(画像は『New York Post 2021年3月2日付「Flight grounded after grumpy cat attacks pilot」(NY Post illustration)』のスクリーンショット)

2021年にはインドで飛行中の機内を迷い込んだコウモリが飛び回る事態が発生。離陸後30分で出発地へ逆戻りした(画像は『One Mile at a Time 2021年5月29日付「Bat Causes Newark-Bound Air India Flight To Divert」』のスクリーンショット)

2019年には機内にサソリが現れ、乗客が刺されてしまった(画像は『CBC.ca 2019年3月11日付「‘Oh, my God, something bit me’: Scorpion stings student on Toronto to Calgary flight」』のスクリーンショット)

2019年には堂々と搭乗したミニチュアホースが! 障害者を支援するため特別な訓練を受けた‟サービスアニマル”だった(画像は『Flirty The Mini Service Horse 2019年8月31日付Instagram「Here’s a pic that was taken by another passenger that shows Flirty fit on the second flight.」』のスクリーンショット)

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