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writer : ac

【海外発!Breaking News】辛抱強いオオトカゲ、巣穴を見張り生後2日の子ワニをさらう(南ア)<動画あり>

このように続けた。

「オオトカゲは巣穴に近づきましたが、卵を襲う前に母ワニが戻ってきて追い払ったのです。私たちがホッとしたのは言うまでもありませんが、母ワニもきっと同じ気持ちだったに違いないのです。」

「私たちはその後も毎日、ワニの巣を見守り続けました。すると1月13日、巣の周りに卵の殻が散乱していることが分かりました。残念なことに私たちは、ワニの赤ちゃん誕生の瞬間を見逃してしまいましたが、ほとんどの卵が無事に孵っていたのです。」

ところがその2日後、マークさんが橋に戻ると、ワニの巣の近くに再びオオトカゲが現れたのだった。

当時の様子を捉えた動画では、オオトカゲが卵の殻をくわえるなどして周りの様子をうかがい、少しずつ巣に近付いていくのが見て取れる。そして穴に頭を突っ込んだオオトカゲは、子ワニをくわえて逃げ去っていき、やっとのことで餌にありついたのだった。

水辺近くの砂場に穴を掘って作られたワニの巣に近付くオオトカゲ。巣のそばに散乱していた卵の殻をくわえて周りの様子をうかがっている(画像は『Foxy Crocodile Bush Retreat 2023年1月15日付Instagram「#watermonitor」』のスクリーンショット)

なおマークさんは、この動画を自身のYouTubeチャンネル『Foxys On Safari』で公開しており、「あのオオトカゲは巣穴を辛抱強く見張っていて、母ワニの姿が見えなくなった瞬間に子ワニを盗んだのです」と明かすと、「忍耐と根気強さが、子ワニという報酬につながったのでしょうね」と語った。

母ワニがいないことを確認すると、巣の中に頭を突っ込み、子ワニをくわえて逃げようとするオオトカゲ。マークさんが最初に見かけてから約2か月後のことだった(画像は『Latest Sightings 2023年8月5日付「Lizard Runs off with a Baby Crocodile」』のスクリーンショット)

ちなみに野生動物専門サイト『Animal Spot』によると、ナイルオオトカゲはアフリカ大陸最大のオオトカゲの一つで、体長は120~220センチになるそうだ。木に登ることも水中を泳ぐことも得意で、気性が荒く攻撃的だという。

画像は『Latest Sightings 2023年8月5日付「Lizard Runs off with a Baby Crocodile」』『Foxy Crocodile Bush Retreat 2023年1月15日付Instagram「#watermonitor」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

マークさんは「オオトカゲは母ワニの姿が見えなくなった瞬間に子ワニを盗んだ」と明かし、「忍耐と根気強さが、子ワニという報酬につながったのでしょうね」と語った(画像は『Latest Sightings 2023年8月5日付「Lizard Runs off with a Baby Crocodile」』のスクリーンショット)

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