この歴史的な3会場すべての会場でコンサートを行うのは日本人としてはYOSHIKIが初とのこと。
これにつきYOSHIKIは「やっぱり緊張しますね」と率直な心境を述べてから「母に世界を見せたい、世界のすべてをあげたいと思い、私のキャリアをもっと世界的に広げていきたいと努力をしてきました。(その反面)母のそばに常にいることができませんでした。今後はさらに一生懸命頑張って、私のすべてを母に捧げたいという気持ちでいます。(歴史的な3会場でコンサートを実施するのは)それだけやる価値のある挑戦で、私にとって大きな成果になると考えています。今回のコンサートを終えれば母も誇らしく思ってくれるでしょう」と続けた。
YOSHIKIがクラシカル公演のワールドツアーを開催するのは、2014年の『YOSHIKI CLASSICAL SPECIAL WORLD TOUR』以来となる。また今年の公演は世界10か国のiTunesクラシックチャートで1位を獲得したアルバム『Yoshiki Classical』の発売10周年を記念したコンサートとして開催される。
新曲『Requiem(レクイエム)』は7月21日にリリース、さらに翌週28日には8年ぶりのX JAPANの新曲『Angel』をリリースすることもYOSHIKIの口から発表された。
同ツアーの開催日程と会場は、2023年10月7日、8日、9日に東京ガーデンシアター(日本)、13日にロンドン・ロイヤルアルバートホール(英国)、20日にロサンゼルス・ドルビーシアター(米国)、28日にニューヨーク・カーネギーホール(米国)となる。これを会見で自らアナウンスしたYOSHIKIは「今、何も見ないできちんと日付を記憶していましたね。すごくないですか?」とお茶目に問いかけていた。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)