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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】カモメ対策にワシの着ぐるみ!? 動物園のユニークな求人募集に200人以上の応募殺到(英)<動画あり>

同園は様々な対策に乗り出した。ワシやフクロウの形をした凧を飛ばしてみたり、危険な場所だと認識させるために、予め録音しておいたカモメが苦しむ鳴き声をスピーカーから流したりして工夫を凝らした。どの方法も最初の1週間ほどは効果があったが、カモメたちはすぐに慣れてしまったという。「彼らはとても賢いですよ」とキャレドさんは話しており、屋外で食べ物を狙っていたカモメたちは、自動ドアの仕組みを覚え、カフェの中にまで入ってくるようになってしまった。

困り果てた同園は新たな対策の一環として、ワシのコスチュームを着て、大きく羽ばたいてカモメを追い払うスタッフの募集を開始した。この一風変わった求人は経営陣のアイディアだと言い、知能の高いカモメは見慣れない物を敬遠するので、コスチュームというカモメにとって見たことがないものを当然嫌がること、そしてコスチュームを着ている人の動きで素材がこすれる音も嫌がるので対策として有効だという。同園の公式ウェブサイトの求人情報ページには、職種・仕事内容は「カモメ対策/来園者向けサービスアシスタント」とあり、来園者を第一に考え、フレンドリーでエネルギッシュであり、柔軟性を持つ人物が望ましいと記載されている。また仕事中はコスチュームを着て人前に出ることになり、写真を撮られることもあるため、外交的な人に適していると担当者は話している。報酬は時給制で、16~20歳には時給8ポンド(約1330円)、21歳以上の場合には2.8ポンド(約467円)が上乗せされる。

冗談のような求人内容だが、世界中から200人以上の応募が殺到し、遠くウガンダからも問い合わせがあったという。この求人に「夢のような仕事だ」「私も応募してみようかな」「キャリアチェンジにぴったりかも」などといったコメントが相次いだ。

ちなみに2021年にはアメリカで、ピザを食べながらNetflixの作品を鑑賞する人の募集が行われ、報酬として5万2000円が支払われるという求人内容が話題を呼んでいた

画像は『New York Post 2023年4月27日付「UK zoo wants human ‘seagull deterrents’ to wear inflatable eagle costumes to chase pesky birds」(Bruce Adams/ANL/Shutterstock)(Blackpool Zoo)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

様々なカモメ対策を講じてきたが、どれも長期的な効果はみられず、経営者らは頭を悩ませた。そこで人力でカモメの問題を解決することにしたという(画像は『New York Post 2023年4月27日付「UK zoo wants human ‘seagull deterrents’ to wear inflatable eagle costumes to chase pesky birds」(Blackpool Zoo)』のスクリーンショット)

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