そしていかに作業員たちのファンであるかを伝えたという。するとゴミ収集会社「Suez UK」の作業員らが、サプライズでハリー君の自宅を訪れることになったそうだ。
4月下旬のこと、ハリー君は自宅に来た作業員たちにゴミ収集車の中に案内してもらった。ハンナさんは「トラックの大きな音に少し怖がっていたハリーですが、運転席に座ったり、ハンドルを握ったり、近くでライトを見ることができてとても嬉しそうでした」と当時の様子を振り返っている。
一方、ゴミ収集作業員のウェイン・スマレスさん(Wayne Smales)は、今回のサプライズについて「私たちが訪れるたびに、ハリー君はいつも窓の前で手を振ってくれるんです。私たちはそんなコミュニケーションを楽しんでいます。だから何か特別なことをしてあげたいとずっと思っていました」と語っており、ハリー君にはヘルメットや安全ベスト、手袋、そして「Suez UK」が使用しているものと同じ青色のゴミ箱がついたトラックのおもちゃをプレゼントした。
その様子はのちに「ドンカスター協議会」と「Suez UK」のFacebookに公開されたが、ユーザーからは「自治体に連絡したお母さんも素晴らしいし、ハリー君にサプライズをした作業員のみなさんも素敵」「心温まるストーリーですね」「なんて粋なことをする人たちなのでしょう。素晴らしい!」といったコメントが寄せられている。
画像は『BBC 2023年5月22日付「Doncaster boy, 1, meets bin crew heroes in surprise visit」(SIMON THAKE/BBC)』『Doncaster Council 2023年4月19日付Facebook「We reckon that Harry might just be the youngest – and definitely biggest – fan of our recycling crews!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)