耳に障がいがある配達員の男性と、彼がやってくるのを心待ちにしている8歳の少女の心温まるやりとりがTwitterに投稿され、世界中に笑顔を届けている。少女はこの配達員と会話をするために手話を学び、それを初めて披露したのだった。『Metro』『Upworthy』などが伝えた。
英グレーターマンチェスター東部アシュトン・アンダー・ラインに住むエイミー・ロバーツさん(Amy Roberts)は先月末、娘のタルーラちゃん(Tallulah、8)と、配送事業会社「Hermes」で働くティム・ジョセフさん(Tim Joseph)とのやり取りを収めた動画をTwitterに投稿した。
「この男性は私たちの地区の『Hermes』の配達員です。ロックダウンが始まって以来、タルーラは週に1、2回ほど彼と顔を合わせるようになりました。タルーラが(緊急時でも仕事をするキーワーカーである)ティムさんに感謝の気持ちを込めて虹の絵を描くと、彼はその絵を誇らしげに配達の車に掲げてくれました。ここ数週間で娘と彼との間には素敵な友情が生まれたのです。」
そんな言葉が添えられた動画では、タルーラちゃんが自宅の門の前に立ち、配達にやってきたティムさんに「よい一日を!(Have a good day)」と手話を使って話しかけている。
するとティムさんは驚きながらも「おはよう。よい一日を!(Good morning, have a good day)」と声を出しながら手話で返した。タルーラちゃんはすぐにティムさんを模倣し、同じように「おはよう。よい一日を!」と手話で応えてみせた。
ティムさんは顔をほころばせて「いいね!」と親指を立て、