鏡で自分の顔を見た時に白目が黄色に変色していることに気付いた。すぐに救急病院で診てもらったところ「急性肝不全」と診断され、医師からは「飲酒をやめなければ、命を落とすことになる」と言われてショックを受けたそうだ。
またジェナさんは肝不全による皮膚の激しいかゆみと脱毛に悩まされることになり、意を決してアルコールを断つことにした。その意思は固く、禁酒とともに体重を70ポンド(約32キロ)減らすことに成功し、思考がクリアになったことで記憶に残るような素晴らしい家族との思い出を作ることができたという。
そして禁酒を始めてから16か月が経った現在、ジェナさんは見違えるように表情が明るくなった。そんなジェナさんは『The Daily Star』のインタビューに応じ、このように語っている。
「この16か月間で変わることができた自分を本当に誇りに思います。長い間、アルコール無しで生きている自分を想像することなんてできませんでした。ましてや自分の人生を愛して精一杯生きるなんてあり得なかったんです。私たちは過去に戻ることはできませんが、未来を変えることはできるのです。」
「もろくもあり、勇敢でもある私の経験の一部を共有できることに対して、自分自身をとても誇りに思います。アルコール依存症を乗り越えるのは大変だけど、他の人も私のようにそこから抜け出せる可能性があると信じています。」
ちなみに2021年にもイギリス在住の男性が、アルコールに溺れていた頃とそこから抜け出すことができた姿のビフォーアフター写真を公開して多くの関心を集めていた。
画像は『Jenna de la Cruz 2022年11月21日付Instagram「Less than a year ago, my body was shutting down due to my addiction to alcohol.」』『The Daily Star 2023年4月21日付「Mum whose booze addiction turned eyes yellow unrecognisable after going sober」(Image: Jenna de la Cruz)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)