ダーラちゃんが12本の手指を持つ多指症であることをTikTokで報告し、このように語った。
「過剰指をそのままにするか、糸で縛るか、生後10か月まで待って手術を受けるか、3つの選択肢があったけど、私たちは糸で縛ることを選んだの!」
動画では糸で縛ってから3日後、ぷっくりとしていた過剰指がしぼんで紫に変色しているのが分かり、「処置をして以来ずっとダーラは激しく泣いているわ。痛みもあって、抱っこしてもらいたかったのでしょうね」とナレーションが入る。
そうして映像がスヤスヤと眠るダーラちゃんに切り替わると、カメラは小さくなった過剰指にズームイン。タリヤさんが「まるで干しブドウのようだわ」と語り、ダーラちゃんの痛みが引き、指が落ちるのを待っている状態であることを伝えた。
実はタリヤさん、双子の出産後に病院で「糸を使った過剰指の切除は実施していない」と言われ、ダーラちゃんの処置を自分でしたという。そして3週間後、「片手の過剰指だけ落ちずに残っているの!」と動画を投稿していたが、数日後にもう一方も落ち「娘が大人になった時に見せてあげたい」と保存することにしたようだ。
ダーラちゃんの小指には現在、小さな隆起が残っているが痛みはないという。また5年以上前に処置したデサヤ君の小指にも同じようなふくらみがあるそうだ。
なお動画を視聴した人からは次のようなコメントが寄せられた。
「私も指が12本あったわ。」
「私は過剰指を切除していないわ。」
「私は糸で切除したけど、隆起して痕が残っている。手術をしてもらえばよかった。」
「私は糸で切除した場所から、また指が生えてきた。」
「切除した痕は、10年以上経った今でもぶつかったりすると痛い。」
「麻酔をして手術をしたほうがいいのでは? かなり痛そうだよ。」
「私の過剰指は骨があり、手術が必要だった。」
「生後10か月まで待って手術というのは遅すぎると思う。」
「多指症の人が多いことに驚いた。」
「ジャマイカでは、多指症は幸運を呼ぶと言われるよ。」
「これは遺伝なの?」
英ロンドンの「グレート・オーモンド・ストリート病院」のウェブサイトによると、小指側の過剰指が突発的に生じることは稀で、通常は遺伝によって生じ、発生確率は50%とのことだ。ちなみにタリヤさんの叔父も多指症だそうで、過剰指には骨があったという。
同病院では、多指症は早い時期に手術をするよう勧めており、糸で処置を行うことについては「痛みや出血を伴うことがあり、感染症に罹る危険性もある。また神経が残ってしまうと、後に痛みが発生することもあるため推奨できない」と記している。
@talliyaanyee Now we wait for them to fall #fyp #newborns #polydactyl #extrapinky ♬ Send Me on My Way – Guy Meets Girl
画像は『Talliya Anyee 2022年2月11日付TikTok「Now we wait for them to fall」、2022年2月21日付TikTok「Darlas Pinky update」、2022年2月13日付TikTok「Reply to @cherrybom2」』『The Sun 2023年4月4日付「MUM’S AGONY I was terrified when I saw my baby – my first reaction was I must’ve done something wrong in my pregnancy」(Credit: Jam Press Vid)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)