女児は転落し、金属製のレールと線路に敷き詰められた石の上に顔を強打、近くにいた人々によって線路から引き上げられたそうだ。転落後は自分で上半身を起こしており、おでこに小さな赤い痣ができたほか酷い頭痛を訴えてはいるものの命に別状はないという。
一方でブリアナは第1級と第3級暴行未遂、公共交通機関に対する妨害行為、第2級の治安びん乱及び他人を危険に晒す無謀な行為により逮捕、起訴されたが、翌日行われた罪状認否では全ての起訴事実について否認している。
シュミット氏は「女児は当時、ブリアナを刺激するような行動を一切とっていなかった」と指摘、母親も「ブリアナとは全く面識がない」と明かしており、ブリアナは保釈保証金の設定なしで現在も拘留されている。ゲートウェイ・トランジット・センター付近は治安が悪いことで知られ、ブリアナはホームレスだった可能性が高いうえ、薬物関連で有罪判決を受けた過去もあるという。
なおこの動画を観た人は「殺人未遂で起訴されるべき」「常軌を逸している」「ヘイトクライムか?」「薬物の影響下だったのだろう」「これは怖い」「安全対策を強化すべき」「子供の命が無事でよかった」といったコメントを寄せており、1月9日に行われる裁判の行方に注目が集まっている。
ちなみに2021年にはアイルランドで、停車中の電車に乗ろうとした10代の女性が少年グループに絡まれ、電車とホームの間に転落する事故が発生、監視カメラの映像に怒りの声が寄せられていた。
画像は『New York Post 2022年12月31日付「Video shows woman shove toddler ‘face-first’ onto Oregon subway tracks」(Multnomah County District Attorn)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)