先月30日、パラグライダーをしていた男性が用水路にワニを見つけた。同時に沈みかけた車を発見した男性が気になって近づいてみると、女性がその車にしがみついて助けを求めていたという。男性は当時、周囲の景色を撮影しており、ワニに襲われそうだった女性が救出されるまでの一部始終を捉えた。『New York Post』などが伝えている。

米フロリダ州マイアミで不動産業を営むクリスティアーノ・ピケットさん（Cristiano Piquet、40）は先月30日午前、友人と共に趣味のパラグライダーで高い空から地上を見下ろし壮大な風景を楽しんでいた。

ところが水の流れる用水路に差しかかった時、ワニを見つけたクリスティアーノさんはその近くに車が沈んでいることに気付いた。気になったクリスティアーノさんがUターンして近づいてみると、水没した車にしがみつき水面に顔を出す女性の姿があった。

当時のクリスティアーノさんは景色を撮影するために小型カメラのGoProを使用しており、そのカメラが女性を発見した瞬間を捉えていた。映像には雲一つない青空の下でパラグライダーを楽しむクリスティアーノさんが車の沈んだ用水路を見下ろす姿が映っており、車のそばに近づくと女性がクリスティアーノさんに向かって「助けて！」と叫ぶ声が聞こえる。近くの草原に着陸したクリスティアーノさんは、