先月30日、運転していた男性が曲がる道を間違えたおかげで火災を発見し、8歳の子どもを含む住人4人を避難させることができたというニュースがアメリカより届いた。この4人はきょうだいで、当時両親は外出して家にいなかった。「彼が子ども達の命を救ってくれた」と母親は男性に感謝の意を表していると『New York Post』などが伝えた。
10月30日、米アイオワ州レッド・オークを運転していたブレンドン・バートさん(Brendon Birt)は、本来曲がる場所と間違えた角を曲がってしまった。どこかで軌道修正をすればいいと思いそのまま車を走らせると、1軒の民家から炎が出ているのを発見した。
ブレンドンさんは「夜も遅かったのでその家には誰かがいると思い、早く行動しなければいけないと考えましたね」と火災を発見した当時を振り返った。確証はなかったが中に人がいたら大変だと考えたブレンドンさんは、炎の上がる家の窓を強く叩き「火事だ!」と叫んだ。
あっという間に炎が広がり事態は刻一刻と悪化していたと当時の状況を話すブレンドンさんは、誰かが出てこないか少しの間待っていた。当時の様子を捉えた玄関の防犯カメラの映像には、真っ赤な炎が燃え広がる玄関ポーチの様子が映っていた。そしてすぐに玄関から8歳、14歳、17歳のきょうだい3人が走って出てくる姿が映った。
その後も炎は勢いを増す中、