米カリフォルニア州モントレー湾のラバーズ・ポイント・ビーチ(Lovers Point Beach)にて6月22日、遊泳中の62歳男性が世界最大級とみられるホオジロザメに襲われた。男性は重傷を負ったが、近くにいた勇敢なサファーらに救出され、奇跡的に回復の兆しを見せているという。『TODAY』『Metro』などが伝えた。
多くの海水浴客でにぎわう米モントレー湾のラバーズ・ポイント・ビーチ(Lovers Point Beach)で先月22日午前10時半すぎ、約137メートル(150ヤード)沖合で遊泳中だったスティーブ・ブリューマーさん(Steve Bruemmer、62)が突然サメに襲われた。
スティーブさんは腹部や脚、腕などに重傷を負ったものの、動脈や骨、臓器などへの損傷はなく、近くにいた人々によって救出された。
救出の一部始終はその場にいたケビン・フィリップスさん(Kevin Phillips)が動画で収めており、画面左端に助けを求めるスティーブさんの姿が確認できる。
するとそばでパドルボーディングを楽しんでいた警察官のポール・バンディさん(Paul Bandy)と看護師のエイミー・ジョンズさん(Aimee Johns)夫妻が駆けつけて、スティーブさんの身体を支えた。
エイミーさんは、現場の緊迫した様子をこのように振り返っている。
「私はスティーブさんの無事だった方の腕を引っ張り上げ、夫がサメに噛まれた腕を持ち上げました。脚の傷が明らかにひどく、骨が完全に見えていました。」
「損傷のほとんどは、身体前面のお腹のあたりでしたね。」
そして子供たちにサーフィンを教えていたインストラクターのヒース・ブラドックさん(Heath Braddock)が子供たちを安全に岸に上げた後、サーフボードを2枚持って急いで現場に駆けつけた。
ヒースさんは事故に気付いた時の状況について、