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writer : hanako

【海外発!Breaking News】豊胸手術を受けた53歳女性、乳がんを早期発見「しこりに気付いたのはインプラントのおかげ」(英)

グレード2の浸潤性小葉乳がんであることが判明した。レベッカさんは告知を受けた時の心境をこう語っている。

「本当に不思議な瞬間でした。心の中では分かっていたことなので特に反応することもなかったのですが、医師からは『あなたは本当によく理解していますね』と言葉をかけてもらいました。最悪だったのは検査結果が出るまでの3日間、ああでもないこうでもないと様々なことを考え続けていたことです。」

そして12月29日に腫瘍摘出手術が行われ、腫瘍の周囲組織を4ミリほど余分に切除し生体検査が行われた。その結果、他の組織へは転移していないことが確認された。

グレード2の浸潤性小葉乳がんと診断されたレベッカさん(画像は『Manchester Evening News 2022年11月8日付「Mum, 53, says boob job saved her life after it pushed hidden problem to surface」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

さらに今年4月に3週間の放射線治療を受けた彼女は、今後5年間は毎年マンモグラフィを受ける予定だという。

豊胸手術を受けたことによって乳がんを早期発見することができたレベッカさんは、その幸運に感謝しているとしてこのように述べている。

「胸にインプラントを入れたおかげでしこりが表面に現れて、乳がんを発見することができました。15か月前に受けたマンモグラフィでは異常が見つからず、次の検査は2年後の予定でした。もし豊胸手術を受けていなければ、がんであることを知らずに過ごしていたと思います。早期発見できたおかげでリンパ節に転移することはありませんでしたし、さらに進行して肺や肝臓などに転移するのを防ぐことができました。手遅れになる前に乳がんを発見できたことは不幸中の幸いだったと思います。」

「ロックダウンの影響でマンモグラフィを受けなかった女性がたくさんいます。そして自分が乳がんだと知らずにいる女性たちのことが本当に心配です。女性は常に自分の胸をチェックすること、また定期的にマンモグラフィを受けることが大切です。そしてしこりを見つけた場合は怖がらずに病院へ行ってほしい。多くの人が『たいしたことないからまた今度』と思ったり、『万が一何かあったら…』と怖がったりしますが、早期に発見し治療を行うことが重要なことなのです。」

画像は『Manchester Evening News 2022年11月8日付「Mum, 53, says boob job saved her life after it pushed hidden problem to surface」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

豊胸インプラント手術直後のレベッカさん(画像は『Manchester Evening News 2022年11月8日付「Mum, 53, says boob job saved her life after it pushed hidden problem to surface」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット)

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