世界中でペットが飼い主を救ったという話題は尽きることはない。アメリカ在住の乳がん患者の女性は、飼っている猫が自身の左胸に寄り添うようになったことで「乳がんがあることを警告していた」と主張し、多くの関心を集めている。『Metro』『New York Post』などが伝えた。
米ミネソタ州セントポール在住のケイト・キング・スクリビンズさん(Kate King-Scribbins、35)は2018年に乳がんと診断され、現在も治療を続けている。そんなケイトさんのがんにいち早く気づいたのは、飼い猫の“オジー(Oggy)”だったそうだ。
2018年のある日、普段はケイトさんの腕の中で眠るオジーが執拗に左胸に寄り添うようにして眠るようになったという。オジーを別の場所に移動させても、すぐにケイトさんの左胸に横たわって眠ろうとしていたとのことだ。ケイトさんは当時のことを次のように振り返っている。
「オジーは普段、私の腕に寄り添って眠るのが好きだったんです。しかしこの時期は左胸に寄り添って眠るようになり、不思議に思っていました。私が乳がんだと知るまでの数か月間、ずっと私の左胸に寄り添うようになったんです。」
そしてある晩のこと、胸に痛みを感じたケイトさんは自分で胸を触診したところ、硬いしこりのようなものがあることに気づいた。ケイトさんは後日、夫のアンディさん(Andy、37)に付き添われ病院で検査を受けたところ、ステージ3の乳がんだと診断された。
そこからケイトさんは複数の手術に加え放射線治療や化学療法などを受け、がんと闘ってきた。ところが2019年に、