
永野はきらびやかなワンショルダーのスレンダードレスで登場、戸田は「本当に光栄です」と挨拶した。ちなみに廣木隆一監督は今回の東京国際映画祭に3作品を出品している。
眞栄田郷敦が初主演を飾る『彼方の閃光』からは眞栄田の他、池内博之、加藤雅也らが出席し、男性2人の愛を描く『エゴイスト』からは鈴木亮平、宮沢氷魚、松永大司監督が登場した。鈴木によると3年前のこの東京国際映画祭で同作の企画を聞いたそうで、完成した同作を引っ提げてのレッドカーペットに鈴木は「宮沢氷魚くんという強力な味方を得てここに立てて感無量です」と胸がいっぱいの様子だった。
他にも『窓辺にて』から稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、今泉力哉監督、『あつい胸さわぎ』から吉田美月喜、常盤貴子、前田敦子らも登場したが、トリはオープニング作品にも選ばれた『ラーゲリより愛を込めて』から二宮和也と瀬々敬久監督が飾った。二宮は「オープニング作品に選んでいただきまして、光栄に思っています。映画人の一人として東京国際映画祭が始まるのを楽しみしていましたし、いろんな作品があると思いますので、いろんな出会いを楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。また二宮は「レッドカーペットの最後は結構華やかといいますか、大所帯で歩くとイメージしていたんですけど、今日現場来たら(監督と)2人でした」と意外そうながらも「カーペットを観に来ていただいている方に声援を頂きながら、その反対側ではマスコミ取材を受けるという光景が、3年ぶりに(映画祭を)やっているんだなっていう実感とともに込み上げてくるものがありました。やっぱり嬉しかったです」と喜びを噛み締めていた。
今年の東京国際映画祭はフェスティバル・アンバサダーを橋本愛が務める。日比谷、有楽町、銀座、丸の内地区にて11月2日まで開催。計169本を上映予定。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)