芸人としては大悟の方が先輩であり、山里は昔から大悟に世話になっているそうだ。そんな尊敬すべき相手とタッグを組むことに「面白くないって思われるのが超怖い」「ノブさんの代打、何個か行かせてもらってる中で、『相席食堂』が一番マイナスを見せてしまう」と尻込みしてしまった山里、オファーの際には「めちゃくちゃ光栄」と思いながらも「ちょっと考えさせてください」と即決できなかったという。
そんな山里を踏み切らせたのが、他ならぬ大悟だった。他番組で大悟と共演した山里は、その際に大悟から「お前は昔から俺に気をつかいがちやから、なんでも“はい”って言わなくてもええぞ」と声をかけられたことを告白。「お前がもし違うって、お前が判断するならそれは絶対合ってると思うから任す。無理はするな」と気遣ってもらったことで、逆に「それ言われたら、もう断れないっしょ」と出演を決めたことを明かした。
既に収録は終わっているそうで、山里は「もう大悟さんが…俺が不安に思ってることにならない展開を作ってくれるわけさ」「で、結果めちゃくちゃ楽しかったしね」と大悟のおかげで終始楽しかったと振り返っている。収録後には食事会も開いてもらったそうで、山里にとっては尊敬する先輩との貴重な時間になったようだ。
ちなみに今回の出来事を興奮気味に語った山里だが、放送日時を誤解していたようで番組側の情報解禁前に出演を発表してしまうというアクシデントも。「こうなると悪いのは会社だよね」とトークを止めなかったスタッフに責任転嫁して笑いを誘っていたが、それほど山里にとって充実した仕事になったということだろう。一方、改めてノブの偉大さも痛感したそうで「比べないでほしい」と語る一幕もあったが、放送では大悟とどんな掛け合いを見せてくれるのか楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)