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成虫はミツバチよりも小型だという。本来成虫はヤギやヒツジの鼻孔に粘液とともに幼虫を産みつけるが、ガーデニングをしていた男性の目に誤って飛び込んだことで幼虫が寄生、外眼部蝿蛆症と診断された。
幼虫の体には小さなトゲがあり、目の中で動き回ると痒みや充血、腫れなどを引き起こす。また稀なケースでは幼虫が眼球の中に入り込み深刻なダメージを与えることがあるものの、男性の場合は早急に医師の処置を受けたことが幸いし、視力に影響が出ることはなかった。
ちなみにヤギやヒツジに産み付けられた幼虫は成熟するまで8~10か月間寄生し、くしゃみとともに鼻孔から落ちて蛹になるという。
画像は『Ars Technica 2022年4月7日付「Doctors fish out more than a dozen tiny maggots from man’s eye」(NEJM)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)