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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】スーパーの食品に自分の血液を注射した男 「正気じゃなかった」と無罪を主張(英)<動画あり>

アイルワース刑事法院で行われた裁判の冒頭で検察官のフィリップ・ストット氏(Philip Stott)は次のように述べた。

「昨年、夏の終わりの夕暮れ時にエルガリーブはバケツを手に持ちロンドン西部のフルハム・パレス・ロードを歩いていました。バケツの中にはたくさんの注射器が入っており、中には皮下注射針が付いたものもありました。そしていくつかの注射器は彼の血液で満たされていたのです。」

また今回の裁判では、国民保険サービスの女性外科医がレオアイに投げつけられた注射器が胸にあたってしまったことが明らかとなった。その注射器は空で針がついていなかったため、感染や刺し傷などの怪我をすることはなかったようだ。これらの犯行からレオアイは3件の食品を汚染した罪と2件の暴行罪に直面したが、彼は弁護士を通じて「当時は心神喪失の状態にあった」として無罪を主張した。

法医学精神科医のコンサルタントであるブラッドリー・ヒリアー氏(Bradley Hillier)は「彼は自分の脳に装置が挿入されていると信じており、自分があたかもジム・キャリー主演の映画『トゥルーマン・ショー』のようにすべてが偽物というシミュレーションの中で生きていると信じ込んでいたのです。この行動により自分の脳からインプラントを取り除くのを助けてくれる警察官と連絡を取ることができると信じていたので、自分の行動が間違っているとは理解できなかったようです」と述べている。

しかし陪審員らがこれらの主張を認めなかったため、今後も引き続き裁判が行われる予定とのことだ。

画像は『New York Post 2022年2月23日付「Man allegedly injects own blood into store food in revolting video」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

監視カメラに映った犯行当時のレオアイ(画像は『New York Post 2022年2月23日付「Man allegedly injects own blood into store food in revolting video」(SWNS)』のスクリーンショット)

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