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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】遠足で動物園を訪れていた9歳男児が迷子に 教師らは帰路につく間も気付かず(米)

大半はすぐに元のグループへ合流することができるという。スタッフらはいつものようにセイラー君から小学校名を聞いてすぐに連絡を取ったそうだが、その時点ですでに他のクラスメイトたちは動物園を出発して帰路についてしまっていた。

この連絡を受けたセイラー君の母親ジェシカ・ロビンソンさん(Jessica Robinson)は、夫と一緒に自宅のあるアラバマ州ハンツビルから100マイル(約160キロ)以上も離れた同園にセイラー君を迎えに行くことになった。当時は乳児の下の子を医師に診せていたが、その診察を抜け出してセイラー君を迎えに行かなければならなかったという。ジェシカさんは子を持つ親に注意喚起の意味を込めて今回の件を公表しており、「このようなことが起こらないように、子どもの学校に遠足のガイドラインがあるかどうか確認した方がいいです」と訴えている。

アセンズ市立学校教育委員会の教育長を務めるベス・パットンさん(Beth Patton)は「児童が無事であることと、迷子になった時の対応を知っていたことはとても喜ばしいことです。また今回、ナッシュビル動物園の迷子対応時に使用されるマニュアルにも感謝しています。現在は今回の件を振り返り、遠足の手順について再度検討を行っています」とコメントを発表した。

セイラー君は動物園のスタッフに保護された(画像は『WAAY-TV 2022年3月24日付「Athens City Schools responds to student being left at Nashville Zoo; student’s parent speaks out」(Courtesy: Jessica Robinson)』のスクリーンショット)

このニュースを見た人からは、「今は点呼とか取らないのかな。みんなが揃っていることを確認しないなんて無責任すぎない?」「遠足で児童の人数を数えないとかあり得るのか」「遠足の手順を確認する前に人数を確認してよ!」など教師の対応に驚きや疑問の声があがっており、現役の教師からも「生徒の数を数えたり、点呼やペアを作ってはぐれないようにするなど色々と防止策はあるはず」「これは先生をやっていて一番恐れていることだ」「私は必ず2回は数えているよ」といったコメントも見受けられた。

両親が約160キロも離れた動物園へ迎えに行くことに(画像は『WAAY-TV 2022年3月24日付「Athens City Schools responds to student being left at Nashville Zoo; student’s parent speaks out」(Courtesy: Jessica Robinson)』のスクリーンショット)

ちなみに今年2月には、米フロリダ州の保育園に2歳の娘を迎えに来た母親が誰もいない園内で部屋に閉じ込められた我が子を発見しており、警察沙汰になっていた。

画像は『WAAY-TV 2022年3月24日付「Athens City Schools responds to student being left at Nashville Zoo; student’s parent speaks out」(Courtesy: Jessica Robinson)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

学校側は遠足時の手順を見直す旨を公表(画像は『WAAY-TV 2022年3月24日付「Athens City Schools responds to student being left at Nashville Zoo; student’s parent speaks out」(Courtesy: Jessica Robinson)』のスクリーンショット)

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