4歳の息子が通う学校から呼び出しを受けた母親が学校に駆けつけると、そこには頭頂部にかけて髪が5センチほど無くなってしまった息子の姿があった。「泣きそうだった」と心境を明かす母親だが、実はこの事件は今回が5度目になるという。学校側の対応や責任に強い不信感を覚えた母親は、怒りをあらわにしている。『Mirror』などが伝えた。
英キングストン・アポン・ハル在住のモリー・トーマスさん(Mollie Thomas)は、4歳の息子が通う小学校「Thorpepark Academy」の校長からの電話を受けた。
「息子さんが“また”自分で髪の毛を切ってしまいました。覚悟していらしてください。」
意味ありげな言葉に不安を覚えたモリーさんが学校に駆けつけると、前髪から頭頂部にかけて髪の毛が無くなった息子の姿がそこにはあった。
衝撃的な息子の姿に「本当に信じられなくて言葉を失い、泣きそうだった」と話すモリーさんだが、校長の電話から推測できるように今回が初めてのことではなかった。昨年の9月から始まり、実に5回目の悲劇だという。
モリーさんは、担任に向かって「あなたが息子を放置したせいでこれまでに何回息子が髪を切ってしまったのか、校長には伝えるでしょうね?」と声を荒らげたそうだ。
「担任や校長は児童らに当時の状況を聞いて調査をしているって言うけど、4~5歳の子たちですからはっきりしないですよね。その場にいた子たちは、息子がはさみを持ってトイレに行ったと言っています。」
「そのはさみで息子が喉を切ってケガをしていたかもしれないし、他の子たちを傷つけていた可能性だってあるんです。」
はさみを使って自分で切ったというよりも剃り落としたような男の子の頭髪は修復不可能で、