海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】爆撃を受けた産院から避難した女性、翌日に“希望”の女児を出産(ウクライナ)

今月9日、ウクライナ東部マリウポリの産院で爆撃を受けて避難した女性が翌日、別の病院で女児を出産したことが明らかになった。ロシア軍の攻撃で食料や医薬品、電力などの不足が深刻化し、多くの死傷者が出る中で産まれた小さな命。激戦地からの“希望”を『New York Post』などが伝えた。

マリウポリ在住のビューティブロガー、マリアナ・ヴィシャガスカヤさん(Mariana Vishegirskaya)が10日夜10時頃、帝王切開にて女児を出産した。現地では、爆撃を受けて逃げた時と同じ水玉のパジャマを着用したマリアナさんが娘ベロニカちゃん(Veronika)に寄り添う姿や、夫ユーリさん(Yuri)が娘を抱き愛おしそうに見つめる姿が捉えられ、激戦地の中での“希望”として伝えられた。

誕生したベロニカちゃんとマリアナさん(画像は『New York Post 2022年3月11日付「Pregnant Ukrainian blogger seen fleeing maternity hospital blast has given birth」(Evgeniy Maloletka)』のスクリーンショット)

マリアナさんは出産前日、たくさんの荷物を抱え、負傷して顔に血が付いたままの状態で産院を出る映像が拡散し、在英ロシア大使館は「ドロや血は偽物、この女はビューティブロガーのマリアナ・ポズルスカヤ(Marianna Podgurskaya)で、メイクで演出しているだけだ」とツイートし、「産院は長い間使われておらず、ウクライナ軍やネオナチのアゾフ大隊(Azov Battalion)の拠点となっていた。それに3日前には爆撃を警告したはずだ」などと指摘していた。

そしてこの投稿には、

1 2