エリザベス女王(95)が、ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナの人々を支援するため、寛大な寄付金を寄せたことが明らかになった。ウクライナやポーランドなどで避難所や食料を提供する慈善団体への資金を募る英国の災害緊急委員会が女王に向けて感謝を伝えている。
現地時間3日、英国の慈善団体が構成する「災害緊急委員会(The Disasters Emergency Committee、DEC)」が、ウクライナを支援するための寄付をしたエリザベス女王に向けて公式ツイッターでこのようなメッセージを記した。
「災害緊急委員会を継続的にサポートし、DECウクライナの人道的支援アピールに寛大な寄付をしてくださった女王陛下に感謝いたします。」
女王が寄付した金額は明らかにされておらず、バッキンガム宮殿も公表を拒否している。
DECは英国十字社やアクションエイド、セーブ・ザ・チルドレンなど15の慈善団体が参加する組織で、海外で災害発生時に短期間で寄付金を集める活動をしている。
同委員会は、先月24日にロシア軍がウクライナへの侵攻を開始したことを受け、現地時間3日から緊急支援を行うための資金調達の呼びかけを始めた。
今回の募金活動はウクライナやポーランド、モルドバ、ルーマニア、ハンガリー、スロバキアの現地で食料や水、避難所などを提供する慈善団体に分配する資金を集めることが目的だ。
なおエリザベス女王が寄付を寄せる前にも、