伊藤は「今の漫才見て思ったんですけど、シンプルに許せないですね」と返して、スタジオ内から笑い声が聞こえる。これに川島が「何を言うんですか、日本一の漫才に」と焚き付けると、「日本のためにも俺らが勝つべきだった!」と伊藤が声を荒らげていた。
そんなオズワルドは、YouTubeサントリー公式チャンネルにて19日深夜に生配信された『M-1 打ち上げ by ストロングゼロ』(司会・かまいたち)で最終決戦で敗れた時の本音を赤裸々に語っている。1本目がダントツだったので、最終決戦の舞台は「マジでウィニングランだ」と思った2人は優勝する前提で自分たちの番を待っていた。おまけに2本目のネタはライブでめちゃくちゃウケていたネタで、『M-1』用に改良もしてきたのだ。しかしそのネタで自信を持って臨んだオズワルドを待っていたのは、錦鯉の勢いのある明るい笑いに爆笑し興奮がさめやらない空気に包まれたステージだった。それでもオズワルドの畠中悠は、観客は自分たちの漫才を期待してくれているはずで喋り始めればその空気は変わる―と信じていた。だが確かな手応えがないまま、漫才は進んでいく。そして伊藤は今までに感じたことがない焦りで、途中で台詞を間違えてしまう事態に陥る。「目に見えて優勝が遠のいていった」と為す術がないまま出番が終わったようだ。
かまいたちの濱家隆一は「もしかしたら(ファーストラウンドを)、2位とか3位で通過してたら優勝してたかも」と述べていたが、畠中は「でも、結果的には錦鯉さんがすごかったっていうことですね」と最後はチャンピオンを称えていた。
画像は『M-1グランプリ 2021年12月13日付Instagram「#オズワルド の意気込み」、2021年12月19日付Instagram「M-1グランプリ2021王者」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)