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writer : hanako

【海外発!Breaking News】「名前すらない極めて稀ながん」と診断された男児、母親は「目に砂が入ったのかと思った」(英)

12月20日にロンドンのグレート・オーモンド・ストリート病院(Great Ormond Street Hospital)で手術を受ける予定だが、回復までには時間がかかるという。ジェシカさんは現状についてこう明かしている。

「テッドは様々な検査を受けましたが、いまだに多くのことが分かっていない状況です。今では笑顔を見せてくれるようになりましたが、テッドにとっては辛い日々が続いていて体重もかなり減ってしまいました。感染症を繰り返し、一時は敗血症になったこともあって本当に大変でしたね。これまで2週間ごとに化学療法を受けてきましたが、12月20日の手術までに強くなってくれることを願っています。」

また父親のリーさんはこのように述べた。

「最初は目に砂が入っているだけだと思っていましたが、あの時病院に連れて行って本当によかったです。名前がないほど稀ながんであることはとても恐ろしく、テッドの兄であるベン(Ben、15)とチャーリー(Charlie、14)も病気のことを聞いた時はショックを受けていました。彼らは事情を理解してくれているし、私とジェシカは息子たちがなるべく普通の生活を送れるようにしていますが、やはり難しいですね。私たちは常にテッドのことを考えています。数日おきに入院したり、発熱など何かあれば病院に連れて行かなければなりません。ベンとチャーリーも毎日弟のことを考えて過ごすのは本当に大変なことです。しかし周りの人々はとても協力的で、私たちの雇用主もそうですし、テッドを治療してくれるスタッフも素晴らしい人たちです。みなさんには本当に感謝しています。」

なお夫妻はクラウドファンディングサイト「GoFundMe」でテッド君の治療費支援を呼びかけており、12月14日現在で39200ポンド(約588万円)を上回る寄付金が集まっている。

画像は『The Mirror 2021年12月11日付「Baby diagnosed with rare cancer after parents thought he had sand in his eye」(Image: Jessica Neal / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

手術を受ける予定のテッド君(画像は『The Mirror 2021年12月11日付「Baby diagnosed with rare cancer after parents thought he had sand in his eye」(Image: Jessica Neal / SWNS)』のスクリーンショット)

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