スコットランドはゆかりの土地だ。10代の頃にはスコットランド北東部にある名門寄宿学校「ゴードンストウン(Gordonstoun)」で学び、その経験が「デューク・オブ・エディンバラ・アワード」への創立へと繋がった。
エリザベス女王とは73年間の結婚生活を通じ、毎年アバディーンシャーにあるバルモラル城で夫婦揃って夏の休暇を過ごしてきた。城には王室メンバーも訪れ、親族が集うことが恒例となっている。
女王は今年、結婚して以来初めて王配のいないスコットランドでの休暇を過ごした。またスコットランド議会開会式に王配を伴わず出席するのも今回が初めてのことだ。
この日、女王は王配との長男チャールズ皇太子と妻カミラ夫人に付き添われ、開会式に出席した。皇太子はスコットランドの民族衣装キルトを着用、カミラ夫人はタータンチェックで縁取られたグリーンのコートに同色の帽子を合わせていた。
開会式では、スコットランド自治政府のニコラ・スタージョン第一首相が「このたびのご逝去に、深い哀悼の意を表します」と王配の死を偲び、女王に対して「1999年の議会設立以来、我々の確固たる友人である」と感謝の気持ちを述べた。
画像は『The Royal Family 2021年10月2日付Instagram「The Queen and The Duke and Duchess of Rothesay attended the Opening」』『Clarence House 2021年10月2日付Instagram「Her Majesty The Queen, accompanied by The Duke and Duchess of Rothesay,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)