海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】KFCのバーガーで“顎関節症”を発症した女性 顎の一部を人工物に置換する羽目に(米)

時間が経っても症状は改善されなかった。その結果、顎の組織を人工物に置き換えざるを得なくなってしまい、発症から3年後の2017年に顎の関節形成手術を行った。

左顎は人工物に置換された(画像は『The Sun 2021年8月11日付「BURGER ME Woman’s horror at dislocating her jaw after eating a KFC burger」(Credit: Caters)』のスクリーンショット)

だがそれ以降も治療が続いた。『Metro』によるとホリーさんは5回の手術を受け、18本のネジを埋め込んで顎を固定しているそうだ。しかも痛みは今でも続いており、心理的な要因から発生する“非てんかん性発作”という症状がホリーさんを苦しめている。

「2018年3月には右顎の痛みによる発作が始まり、これによりパートタイムで働いていた仕事を失ってしまいました。何年も病院に通い、顎の痛みが日常生活に影響していたので、何度も休まなければならなかったのです。」

バーガー1つで仕事まで失ってしまったホリーさんは、今もリンゴなど固いものを食べることができず「人の口は35ミリまで開けることができますが、私は13ミリまでしか動かないのです」と辛い日常を明かす。

「あの時、バーガーを食べたことを後悔しています。私の人生が変わってしまったのです。私は障がい者となり、完全に自立することができなくなりました。精神状態も悪化しており、1人でいる時に発作が出るのではないかと不安になってしまいます。」

現在も絶え間なくホリーさんを苦しめる慢性的な痛みから解放されるため、ホリーさんは左顎と同様に右顎も人工物に置換する手術を考えているという。

「私と同じ運命をたどる人が出ないように、ファストフード店にはバーガーのサイズを小さくしてもらいたいですね」とホリーさんは話しており、口を大きく開け過ぎないようにと注意を呼びかけている。

画像は『The Sun 2021年8月11日付「BURGER ME Woman’s horror at dislocating her jaw after eating a KFC burger」(Credit: KFC)(Credit: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

5回の手術を受けても痛みは治まらず(画像は『The Sun 2021年8月11日付「BURGER ME Woman’s horror at dislocating her jaw after eating a KFC burger」(Credit: Caters)』のスクリーンショット)

1 2