イギリスに住む男性が昨年、感染症にかかり命の危機に陥った。原因は歯に詰まったポップコーンだったが、男性もまさかポップコーンで感染症を発症し心臓手術を受けることになるとは思ってもいなかったようで「ただ驚くばかり」と話している。『New York Post』『Fox News』などが伝えた。
英コーンウォールで消防士として働いているアダム・マーティンさん(Adam Martin、41)は、昨年10月に感染症により心臓の切開手術を受けた。医師からは「診察が3日遅れていたら命を落としていた」と告げられるほど重篤な状態だった。
アダムさんが感染症を発症した原因は、なんとポップコーンだった。彼は妻ヘレンさん(Helen、38)と映画を見ながらポップコーンを食べていたが、小さなかけらが左の奥歯の隙間に詰まり取れなくなったという。そのかけらを取り除くためにペンのキャップやつまようじ、針金、さらには釘を使ったそうだ。
ポップコーンは3日間ほど奥歯に詰まったままで、無理に取ろうとしたせいか歯茎が傷ついてしまった。そこから細菌感染したようで1週間後にアダムさんは寝汗をかくようになり、疲労がとれず頭痛がするようになった。アダムさんはインフルエンザを疑っていたが、10月7日にかかりつけ医のもとを訪れたところ「少し心臓に雑音がある」と言われ、薬を処方してもらいそのまま帰宅した。
しかし病状は一向に改善せず、脚に激しい痛みまで感じるようになり、