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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】海面で燃える炎にネット騒然 海中のガスパイプが破裂か(メキシコ)<動画あり>

火災発生から約5時間後の午前10時30分には完全に鎮火し、この火災でケガ人は出ていないと発表している。

炎が上がった原因については現在も調査が続いているが、現時点で同社は「稼働していた生産設備のターボ機械が、雷雨を伴う嵐の影響を受けた」と報告した。

またメキシコの石油安全規制機関の代表であるアンヘル・カリザレスさん(Angel Carrizales)は、今回の事故について自身のTwitterに「今回の事故で石油の流出は確認されていない」という旨の投稿をしているが、火災の原因については言及していない。

このツイートに対し、多くの人が「じゃあなんで火災が発生しているんだ!?」「石油が原因でないのなら、海で燃えてるアレは何なの? 異次元への扉?」「石油ではなくガスが海面に漏れ出ているんだよ。こんな無知な人がトップでいいのか?」など無責任な発言に怒りの声が相次いだ。

ちなみに同社が大規模な事故を起こしたのは、今回が初めてではない。2013年にはメキシコシティにある本社にて、地下にガスが溜まったことが原因でガス爆発が起き、37名の犠牲者が出た。また2015年にはメキシコ湾にある別の油田で爆発が発生し4人が死亡、16人の負傷者を出し、300人以上に避難勧告が出された。

石油会社が起こした度重なる事故に多くの人は不信感を抱いており、ネット上では「また環境破壊が起こっているよ」「海洋生物への影響が心配だ」「そろそろ石油を使うことは止めるべき」といった声もあがっている。

画像は『Manuel Lopez San Martin 2021年7月3日付Twitter「Sobre el incendio registrado en aguas del Golfo de México, en la Sonda de Campeche, a unos metros de la plataforma Ku-Charly」』『Brian Kahn 2021年7月3日付Twitter「The Gulf of Mexico is literally on fire because a pipeline ruptured」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

沸騰しているように見える海水(画像は『Brian Kahn 2021年7月3日付Twitter「The Gulf of Mexico is literally on fire because a pipeline ruptured」』のスクリーンショット)

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