2016年に「Metal Hammer Golden Gods Awards」授賞式のステージで、脱退は神経系疾患を患っていたことが原因だったと告白。「これ以上のプレイはできなかった。ジムに通い、打ち勝つためにセラピーを再開している」と明かしていた。
脱退後には「シンセイナム」などいくつかのバンドでの活動や、レコーディングへのゲスト参加を行っていた。
ジョーイの突然の死を偲び、SNSでは彼のバンドメンバーやミュージシャン達が続々と追悼メッセージをアップしている。
「スリップノット」のコリィ・テイラー、ジム・ルート、ショーン・“クラウン”・クラハンは、それぞれのSNSで真っ黒な画像を公開した。また「シンセイナム」の公式Instagramは「言葉で言い表せないほどの衝撃を受けた。永遠に愛している、ブラザー」と記している。
米メタルバンド「メタリカ」はジョーイと共演時の写真に「RIPブラザー」との言葉を添えたほか、「トリヴィアム」のアレックス・ベントは「言葉がない。彼はインスピレーションなんてもんじゃない。数えきれないほどの時間を費やし、ドラムキットの背後にある全ての動きを研究したんだ。ジョーイには本当に感謝しているし、彼の影響なしに俺が今この場所に居ることは想像できない。RIP」と綴った。
英ロックバンド「スカンク・アナンシー」のスキンは、「私達が一緒に演奏した中で、最も獰猛で楽しいバンドのひとつ。本当に素晴らしいドラマー。ロックはまたひとつ伝説を失った」と悲しみを伝えた。
画像は『sinsaenum 2021年7月27日付Instagram「Crushed beyond words.」』『Joey Jordison 2018年10月5日付Instagram「#Repost @sinsaenum Tomorrow : Warsaw @ Proxima.」』『Metallica 2021年7月27日付Instagram「R.I.P. brother…」』『Alex Bent 2021年7月27日付Twitter「I don’t have words, to call him an inspiration would be an understatement.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)