1970年代のヒット曲『サタデー・ナイト』などで知られるスコットランドの人気バンド「ベイ・シティ・ローラーズ」でボーカルを務めたレスリー・マッコーエンが、現地時間20日に死去した。65歳だった。家族は自宅で急死したと発表しており、死因などについては明らかになっていない。
現地時間22日、レスリー・マッコーエンの家族が本人のツイッターを通して「最愛の夫で父であるレスリー・リチャード・マッコーエンの死を、深い悲しみを持ってお知らせします」と綴り、このように続けた。
「レスリーは2020年4月20日火曜日、自宅で急死しました。現在は葬儀の手配をしているところです。私達は大きな喪失に衝撃を受けており、プライバシーを尊重して頂くようお願いします。」
最後には、レスリーの妻と息子から「ありがとうございます。ケイコとジュウベイ・マッコーエンより」との言葉が記された。“Peco(ペコ)”の愛称で知られる日本人のケイコさんは、1978年にレスリーと知り合い1983年に結婚。1人息子のジュウベイさんを授かった。
レスリーはアルコールや薬物に溺れた時期があり、2009年にはTV番組で妻に隠れて12人の男性と浮気していたことを明かした。レスリーは生前、この件について「ペコは素晴らしい女性だ。他の女性達との浮気を許してくれたこともあったが、男性との関係に直面しなければならなかったことは、さらに辛いことだったと思う」とスコットランド版『The Sun』に語っていた。
1955年11月にスコットランドで生まれたレスリーは、