イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達・番外編】エリザベス女王、フィリップ王配の葬儀ではバッグの中に思い出の品が

マルタ島で過ごした時は2人が普通の生活を送ることができた唯一の期間であり「人生で最も良い時期のひとつだった」と述べていた。

葬儀で女王は、王配の棺の上に白い花束と手書きの手紙を添えて夫を見送った。女王は花束に白いユリやバラ、フリージアなどを選んでいる。

手紙はバッキンガム宮殿の公式カードに手書きされたものとみられ、封筒には「愛しき思い出(In Loving Memory)」との言葉が記されていたようだ。内容などについての詳細は明らかになっていないが、手紙には女王の幼少時からの愛称「リリベット」のサインが記されたと報じられている。

王配の棺の上には、女王からの花束と手書きの手紙が(画像は『The Royal Family 2021年4月17日付Instagram「As the nation falls silent in memory of The Duke of Edinburgh, the Royal Marine Bearer Party pauses on the West Steps, which is lined by members of the Household Cavalry.」』のスクリーンショット)

喪服に黒いマスクと帽子を着用して参列したエリザベス女王は、祖母メアリー王妃から引き継いだダイヤモンドのリッチモンド・ブローチをつけていた。このブローチはメアリー王妃が1893年にジョージ5世と結婚した際、ロンドン南西部にある街リッチモンドから贈られたものだ。

祖母から引き継いだブローチをつけ、1人で座るエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2021年4月17日付Instagram「This afternoon, The Duke of Edinburgh’s Funeral took place at Windsor Castle.」』のスクリーンショット)

なお葬儀の様子は英BBCで放送され、多くの国民が王配を偲んだ。ボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏は『Daily Mail Online』の取材に応じ、葬儀前の女王のしぐさをこのように分析している。

「教会に入る前、女王が立ち止まって振り向く瞬間がありましたが、その姿がとても痛々しく感じました。まるで1人で行くことに抵抗しているようにも見えたのです。自分を支えてくれる、安心感のようなものを求めていたように見えました。」

画像は『The Royal Family 2020年6月10日付Instagram「Wishing The Duke of Edinburgh a very happy birthday!」、2021年4月17日付Instagram「As the nation falls silent in memory of The Duke of Edinburgh, the Royal Marine Bearer Party pauses on the West Steps, which is lined by members of the Household Cavalry.」「This afternoon, The Duke of Edinburgh’s Funeral took place at Windsor Castle.」「In loving memory of His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

女王と長年連れ添った王配は、聖ジョージ教会の地下に埋葬された(画像は『The Royal Family 2021年4月17日付Instagram「In loving memory of His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh.」』のスクリーンショット)

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