英時間17日午後3時、ウィンザー城の聖ジョージ教会で故エディンバラ公フィリップ王配の葬儀が執り行われた。コロナ規制のため参列者は社会的距離を置かなくてはならず、エリザベス女王(94)は教会内で他の王室メンバーと離れた席にたった1人で座った。
エディンバラ公フィリップ王配の葬儀が始まる前、王配がカスタムデザインしたランドローバーの霊柩車の後をチャールズ皇太子を先頭に王室メンバーが教会まで歩いた。移住先の米カリフォルニア州から一時帰国したヘンリー王子は、従兄を挟んでウィリアム王子と並んで歩く姿も見られた。
エリザベス女王は黒いマスクと喪服を着て、王室の公用車ベントレーに乗って後に続いた。葬儀ではコロナ規制のガイドラインに沿い参列者は全員マスクを着用し、同居する家族以外の人とは社会的距離を置かなければならない。
教会に到着した女王はベントレーを降りて1人で入場、広大な教会内では他の王室メンバーと離れた場所に1人で座った。その後、運ばれた棺が目の前に置かれると女王はゆっくりと頭を下げた。棺の上には白い花束と女王が手書きした王配への手紙が添えられた。
およそ50分間にわたる葬儀が終わりに近づいた頃、