その衝撃で骨折し腱を痛めてしまったのではないかと推測されている。
「このまま保護して私達が世話することも考えましたが、ウォンキーは保護されたことに怒っているようでしたし、この首でも自立して生活できていたので群れに返すことにしました。」
歩いている時は頭が体よりも下に位置し、ぎこちなく歩くウォンキーを「ハロウィンの仮装のよう」と表現しているジルさんは、群れに返した後も継続的に見守っていた。
繁殖期を迎え、他の白鳥がパートナーを見つけカップルができていく中、ウォンキーはその見た目のせいか未だに1羽でいるという。
ウォンキーは首を伸ばすことができるものの、定位置が曲がってしまっているだけだった。しかし群れの中での姿を捉えた動画には、他の白鳥から何度も突つかれているウォンキーが映っている。群れから追い出されるほどではないようだが、明らかに奇異の目にさらされていた。
ジルさんは心配しながらも「ウォンキーには他の白鳥よりも多めにエサを与え、今後も見守っていこうと思います。ウォンキーに素敵な相手が見つかり、幸せに長生きしてほしいですね」とコメントしている。
画像は『Metro 2021年3月11日付「Swan nicknamed Wonky for his lopsided neck is struggling to find love」(Picture: SWNS)』『Yahoo News UK 2021年3月11日付「Swan left with odd neck deformity after another swan crash-landed on to him – but can still look after himself in wild」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)