珍しい姿を持つ生き物のニュースは世間を騒がせるが、このほどアメリカで釣り上げられた魚が口を2つ持っていたことで人々を驚かせた。しかし一部の人からは、自然環境に深刻な問題があるのではと物議を醸している。『New York Post』『Fox6 Now』などが伝えた。
米ニューヨーク州に住むデビー・ゲッデスさん(Debbie Geddes)は今月中旬にプラッツバーグまで足を運び、カナダとアメリカの国境にまたがるシャンプレーン湖で釣りを楽しんだ。そこでデビーさんは釣り糸に手ごたえのある引きを感じた。
心躍らせながらリールを巻いたが、デビーさんは釣り上げた魚を見て驚いてしまったという。それはレイクトラウトという主に北アメリカ北部に分布するイワナの一種だが、なんと口が2つあったのだ。正確に言うと本来の口とは別に口のような穴が開いているのだが、デビーさんは当時のことをこのように振り返っている。
「この魚が釣り針にかかった時、大物が食いついた感触がありました。大物だったらいいなと思いつつ、釣り上げた瞬間は自分の目を信じることができませんでした。口が2つあるんですよ! でもこの魚はいたって健康そうに見えました。」
デビーさんはこのレイクトラウトのもう1つの口について、