学校での様子をこう語った。
「マリエムにもンディにもそれぞれに違う友達がいるようで、とても楽しそうなんだ。学校では2人とも上手くやってるようで、よく笑うしけんかもする。2人が他の子と関わりあうのを見るのは本当に嬉しいね。2人の性格も正反対で、マリエムはどちらかというと内向的、ンディは社交的で注目されることが好きみたいだ。」
「学校のスタッフは、2人が他の子供たちと同じ活動ができるように最大限のサポートをしてくれるし、結合双生児である2人がいることで学校が困っているということもないようだよ。」
さらに2人は毎週、難病や障がいが重い子供たちのケアを行うホスピス「Tŷ Hafan」に通っており、立って歩くことを目標に訓練を続けている。イブラヒマさんはこれまでの2人の健闘を称え、今の気持ちをこう吐露した。
「2人が歩けるようになることは、私の次の夢だね。今は立位保持装具を使用して、スタッフに支えられて練習をしている。ホスピスでの時間は私の束の間のブレイクにもなっているし、2人がここまで生き抜き、ゆっくりながらも確実に進歩してきたことを心から誇りに思うよ。」
「ただ2人が今後どれだけ生きられるかはわからないんだ。マリエムの心臓が弱っているから、残された時間は限られていると思う。でも誰にだって余命というものがあるから、私は気にしないことにしているよ。大切なことは、2人のために今できることを精いっぱいやってあげること。私は100%の力で2人を支えているよ。」
画像は『Mirror 2021年2月28日付「Conjoined twins not expected to live now learning to walk and thriving at school」(Image: Paul Fears Photography)』『WalesOnline 2021年3月2日付「The extraordinary story of conjoined twins expected to die within days of being born who are now settling in school and learning to walk」(Image: Ibrahima Ndiaye)』『BBC News 2021年1月5日付「Conjoined twins Marieme and Ndeye settling at Cardiff school」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)