写真を見た一部の人から「ココナッツの木の葉と見間違えただけじゃないのか?」と疑問視する声があがったものの、「これは本当にオオメジロザメだと思う。実際に何年か前の洪水の時にも目撃されたから」と過去にも出現したことがあったという意見も同Facebookページ届いた。
この写真が投稿されるや否や、「どこから現れたんだ! シャークネードに違いないよ!」「クイーンズランド州にはワニ、ゴールドコーストにはオオメジロザメか」「とりあえず、しばらくは川で泳がないようにしないと」など1300件以上のコメントが集まった。
なおコメントの「シャークネード」とは竜巻とともに空を飛んでやってくる神出鬼没のサメと人間との格闘を描いた人気B級映画で、この突然のオオメジロザメの出現を同映画と重ね合わせているようだ。また野生のワニが川や海、湖に多く生息することで知られるクイーンズランド州では、洪水の際に今回のサメのようにワニが道路で泳ぐ姿がたびたび目撃されている。
このティモシーさんの投稿の後「サメが泳いでいる」といった報告はなく、オオメジロザメのその後の足取りは分かっていない。
クイーンズランド州の気象庁によると、オオメジロザメの目撃された17日から18日にかけて同エリアでは24時間で104ミリの降水量を記録し、雷雨警報も発令されていた。
現在夏を迎えたオーストラリアでは、気温の上昇とともにサメやワニなどの活動が活発化しており、目撃情報が多数寄せられている。
つい先日も西オーストラリア州パースのコテスロービーチ(Cottesloe Beach)にて体長5.3mのホホジロザメが現れ、ビーチを騒然とさせたばかりであった。このホホジロザメは追跡用のタグを付けられた後、海にかえされたという。
画像は『Timothee Morrison Dufour 2020年12月17日付Facebook「Cannabella HQ has its own security guard patrolling Burleigh Waters.」』『The Sun 2020年12月18日付「SHARKNADO SHOCKER Massive bull shark spotted prowling in Aussie man’s GARDEN after flash flooding swamps town」(Credit: Alamy)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)